DeNA新戦力を考える② ~ようこそベイスターズへ~

新戦力

こんにちは!三浦ベイ輔です。
先日の戦力外の補強3名(森選手、中川選手、堀岡選手)に加えて、また新たに現役ドラフトから佐々木千隼投手、育成契約にて九鬼選手との契約が発表されました。

今回は2選手がどのような選手なのかをデータから考えてみたいと思います。

佐々木 千隼

現役ドラフトでロッテからベイスターズに加入することになった佐々木投手。
2016年外れ1位で指名した選手ですが当時は抽選で引き当てることが出来ず。7年越しのベイスターズ入団となるのは何とも不思議な縁でしょう。

今年は主に2軍で過ごした佐々木選手。今年の2軍成績はこちらです。

2023年成績(2軍)
防御率 3.84
K% 10.4%
BB% 6.0%

先発、中継ぎと様々な起用をされましたが、防御率は3点代後半と物足りない印象。
K%は10.4%と奪三振率に課題を抱えている印象です。

一方でシーズン後半にかけて良い傾向を残していたのはポジティブな点です。

ファーム成績(9月)
防御率 0.00
K% 9.4%
BB% 0.0%
ゴロ割合 62.1%

やはりK%には課題を残しますが、ゴロを量産。無失点ピッチングを続け、10月には1軍昇格を果たしました。
それを支えたのは新球種「シュート」とのことです。

ロッテ・佐々木千隼、9月からシュートを投げ始め復活気配も「全く一軍に貢献できなかった」…「投げて貢献できるようにしたい」
 「全く良くない1年でした」。  チームは2年ぶりに2位でクライマックスシリーズに進出したが、ロッテ・佐々木千隼にとっては苦しい1年となった。  2年前の21年は開幕直後、ビハインドゲーム…

9月からシュートを試し、球速は145km/h前後を記録。
確かな手応えを掴んでいる様子にも見えます。
この球種を上手く使うことで復活を果たせる可能性は十分にあるかもしれません。

Zone%(ストライク率) 48.9%

そして佐々木投手の大きな武器は制球。
Zone%は70イニング以上投げたファーム投手で5番目の数値。
毎年高い数値を記録しています。

変化球 空振率
スライダー 15.5%
シンカー 13.5%

Pitch Value
スライダー 7.0
シンカー 3.3

そして球種としてはスライダー、シンカーが中心。一定以上の空振率を誇り、これらをしっかりとゾーン内に投げ込める投手です。
特にスライダー(カーブ)のPitch Valueが7.0を誇るなどファームトップクラス。
先述のシュートと組み合わせて制球よく投げ込めれば大きな脅威となるでしょう。

来年の投手事情もまだまだ未知数な中で先発、中継ぎと両方の経験のある投手は貴重。
新天地のベイスターズで復活してくれることを信じましょう。

九鬼 隆平

ソフトバンクから育成契約にて加入した九鬼選手。身体能力の高い捕手ですが、ここ2年は怪我もあり、1軍での出場はない選手です。
今年の2軍成績はこちらです。

2023年成績(2軍)
27試合
打率 .222
HR 1
OPS .627
K% 25.0%
BB% 9.6%

出場は27試合に留まり、打率も.222と大きな成果を残せたわけではありませんでした。
三振率も平均以上と少し苦しんだ結果に。
こうやって見ると難しそうには見えますが、ここ数年でいい兆候を見せているものもあります。
それはコンタクト率です。

ゾーン内コンタクト率
2021年 86.8%
2022年 83.0%
2023年 94.8&

ストライクゾーン内の空振率は今年がキャリアハイ。ベイスターズで言えばよく松尾選手のコンタクト能力が話題になりますが、松尾選手でもゾーン内コンタクト率は93.4%ほど。打席数は少ないものの、前年から10%以上もコンタクト率を上げ、ファームトップクラスの水準に引き上げたことは非常に良い傾向であると考えて良いでしょう。

そしてもう一つ高い能力を示しているのは出塁能力だと思っています。

BB%(四球率)
2021年 12.7%
2022年 17.7%
2023年 9.6%

ボール球スイング率
2021年 23.1%
2022年 16.5%
2023年 24.2%

四球率は毎年安定して10%前後を記録。安定して四球を勝ち取り、出塁が出来ています。
その四球率を支えていると思われるのが、ボール球スイング率の低さです。
毎年20%前後を記録。ベイスターズの2軍平均が32.0%ですので、非常に高い水準と言えるでしょう。
一定程度出塁が見込めるのはポジティブな要素です。

一方で気になるのが、空振りが少なく、ボール球を振らない選手なのにも関わらず、三振率は比較的高い点。その理由の一つが追い込まれてからの弱さだと思っています。

PutAway%(2ストライクから三振する割合):27.1%

追い込まれたからの投球に三振する割合はリーグ平均(21.5%)と比べても高い水準。
スイング率は低めな選手で追い込まれるケースは多い中ではありますが、追い込まれてからの対応には苦戦した様子。
ここは課題ですが、コンタクト率が改善傾向にあり、見極めもできる打者ではあるので、三振率は減らせる可能性はあるかと思います。
来年の改善に期待しましょう。

捕手は充実傾向になってきましたが、やりくりが難しいポジション。
来年試合数も増える中で育成契約にてポテンシャルのある選手を確保できたのは大きいと思っています。何かを掴んで正捕手争いに参戦してほしいですね。

最後に…

いかがだったでしょうか。
新たに2名の新戦力を加えたベイスターズ。
それぞれの選手にとってベイスターズ良いきっかけになってくれるといいですね。

彼らの大活躍を祈りましょう!

データはOne Point Zero Two|1.02 (1point02.jp)より引用

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